X-T4 vs D500 動きものAF比較
X-T4のAF性能、かなりレベルの高いところまで
行っている。ならば、D500と比較してみた。
レンズは、X-T4が50-140mmF2.8、D500が
70-200mmF4なので、D500の焦点距離をほぼ
140mmにし、絞りは逆にX-T4側をf/4に
して、ほぼ同一条件とした。
連写速度は、前回同様10コマ/秒。AFモードも
トラッキングモードで、
被写体は、前回同様、常磐線の特急で。
三脚に平行プレートで2台のカメラをセットし、
同時にレリーズ。
と思ったら、意外と2台を丁度良い場所で
ロックオンが難しい。ほぼ同じ位置にあらかじめ
AFポイントを置いておき、1台のカメラの
ファインダーを覗いて、丁度良い場所でロックオン
させたが、もう1台は微妙にAFポイントが
ずれていて背景にロックオンしてAFが追わず。
ある程度列車が近づいて、確実にAFポイントに
列車正面が入る位置でロックオンすることにした。
その為、撮影枚数は減るが確実性も上がる。
まずはX-T4から。

写真1:常磐線 高浜~石岡にて
撮影最初のコマ。ピントは甘めで
列車の動きをカメラが把握するまで、
ピントが合いづらい感じ。
フジX-T4 XF50-140mmF2.8R
1/800秒 f/4 ISO400

写真2:常磐線 高浜~石岡にて
写真1の一部をピクセル等倍でトリミング。
まだピントを合わせ切れていない。

写真3:常磐線 高浜~石岡にて
写真1から19コマ目。ここまで
OKレベル14コマ、甘め4コマ、
NG1コマ。最初と途中でピントを
外し気味だが、最後の5コマは
すべてOKレベル。
フジX-T4 XF50-140mmF2.8R
1/800秒 f/4 ISO400

写真4:常磐線 高浜~石岡にて
写真3の一部をピクセル等倍でトリミング。
ピクセル等倍だと僅かに甘く感じるが、通常の
観察サイズならOK。
次はD500

写真5:常磐線 高浜~石岡にて
撮影一コマ目。X-T4同様、最初の
数コマは動きを把握するため、
ピントは甘め。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真6:常磐線 高浜~石岡にて
写真5の一部をピクセル等倍でトリミング。
D500でもピントを合わせ切れていない。

写真7:常磐線 高浜~石岡にて
20コマ目。ここまでOK16コマ、
甘め3コマ、NG1コマ。OKコマの
ガチピン度合いもX-T4より上。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真8:常磐線 高浜~石岡にて
写真5のピクセル等倍トリミング。
ピクセル等倍で比べるとD500の方が
ガチピンである。
両機とも10コマ/秒で撮影しているが、
X-T4が19コマに対しD500は20コマと、
実際の連写速度も若干D500の方が速い。
AF性能もD500と比べると、X-T4は
僅かに甘いコマが多く、改めてD500の
凄さを実感。
試しにD500の後追い性能も試してみた。
ただ、X-T4も三脚にセットしているので、
手持ちで行った上、列車正面が中央寄りに
なってしまったので、条件が有利に働いた
可能性は否めない点はご了承願いたい。

写真9:常磐線 高浜~石岡にて
撮影1コマ目。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真10:常磐線 高浜~石岡にて
写真9のピクセル等倍トリミング。
ピントは問題なし。このまま
13コマ目までピントOK

写真11:常磐線 高浜~石岡にて
16コマ目、手前のバラストにピントが
合っており、ピントをロスト。
X-T4でも見られたが、変曲点では
D500でもピントを外す傾向。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真12:常磐線 高浜~石岡にて
写真9から40コマ目。ラストコマも
OK。ここまで、OK29コマ、甘め4コマ、
NG7コマ。変曲点付近以外はほぼ完璧な
感じ。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真13:常磐線 高浜~石岡にて
途中ピントを外しても、最後はピントを
持ち直している。
後追い撮影では、X-T4も性能は良くなった
とは言え、こうして比べてみるとD500には
まだまだ及ばずといった感じ(後追いは撮影は、
必ずしもイコール条件ではないけど)。
改めて比較すると動きものは、まだまだ
D500の方が分がある結果となりました
(あくまでもハイレベルな話で)。
行っている。ならば、D500と比較してみた。
レンズは、X-T4が50-140mmF2.8、D500が
70-200mmF4なので、D500の焦点距離をほぼ
140mmにし、絞りは逆にX-T4側をf/4に
して、ほぼ同一条件とした。
連写速度は、前回同様10コマ/秒。AFモードも
トラッキングモードで、
被写体は、前回同様、常磐線の特急で。
三脚に平行プレートで2台のカメラをセットし、
同時にレリーズ。
と思ったら、意外と2台を丁度良い場所で
ロックオンが難しい。ほぼ同じ位置にあらかじめ
AFポイントを置いておき、1台のカメラの
ファインダーを覗いて、丁度良い場所でロックオン
させたが、もう1台は微妙にAFポイントが
ずれていて背景にロックオンしてAFが追わず。
ある程度列車が近づいて、確実にAFポイントに
列車正面が入る位置でロックオンすることにした。
その為、撮影枚数は減るが確実性も上がる。
まずはX-T4から。

写真1:常磐線 高浜~石岡にて
撮影最初のコマ。ピントは甘めで
列車の動きをカメラが把握するまで、
ピントが合いづらい感じ。
フジX-T4 XF50-140mmF2.8R
1/800秒 f/4 ISO400

写真2:常磐線 高浜~石岡にて
写真1の一部をピクセル等倍でトリミング。
まだピントを合わせ切れていない。

写真3:常磐線 高浜~石岡にて
写真1から19コマ目。ここまで
OKレベル14コマ、甘め4コマ、
NG1コマ。最初と途中でピントを
外し気味だが、最後の5コマは
すべてOKレベル。
フジX-T4 XF50-140mmF2.8R
1/800秒 f/4 ISO400

写真4:常磐線 高浜~石岡にて
写真3の一部をピクセル等倍でトリミング。
ピクセル等倍だと僅かに甘く感じるが、通常の
観察サイズならOK。
次はD500

写真5:常磐線 高浜~石岡にて
撮影一コマ目。X-T4同様、最初の
数コマは動きを把握するため、
ピントは甘め。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真6:常磐線 高浜~石岡にて
写真5の一部をピクセル等倍でトリミング。
D500でもピントを合わせ切れていない。

写真7:常磐線 高浜~石岡にて
20コマ目。ここまでOK16コマ、
甘め3コマ、NG1コマ。OKコマの
ガチピン度合いもX-T4より上。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真8:常磐線 高浜~石岡にて
写真5のピクセル等倍トリミング。
ピクセル等倍で比べるとD500の方が
ガチピンである。
両機とも10コマ/秒で撮影しているが、
X-T4が19コマに対しD500は20コマと、
実際の連写速度も若干D500の方が速い。
AF性能もD500と比べると、X-T4は
僅かに甘いコマが多く、改めてD500の
凄さを実感。
試しにD500の後追い性能も試してみた。
ただ、X-T4も三脚にセットしているので、
手持ちで行った上、列車正面が中央寄りに
なってしまったので、条件が有利に働いた
可能性は否めない点はご了承願いたい。

写真9:常磐線 高浜~石岡にて
撮影1コマ目。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真10:常磐線 高浜~石岡にて
写真9のピクセル等倍トリミング。
ピントは問題なし。このまま
13コマ目までピントOK

写真11:常磐線 高浜~石岡にて
16コマ目、手前のバラストにピントが
合っており、ピントをロスト。
X-T4でも見られたが、変曲点では
D500でもピントを外す傾向。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真12:常磐線 高浜~石岡にて
写真9から40コマ目。ラストコマも
OK。ここまで、OK29コマ、甘め4コマ、
NG7コマ。変曲点付近以外はほぼ完璧な
感じ。
ニコンD500 AF-S70-200mmF4G
1/1250秒 f/4 ISO400

写真13:常磐線 高浜~石岡にて
途中ピントを外しても、最後はピントを
持ち直している。
後追い撮影では、X-T4も性能は良くなった
とは言え、こうして比べてみるとD500には
まだまだ及ばずといった感じ(後追いは撮影は、
必ずしもイコール条件ではないけど)。
改めて比較すると動きものは、まだまだ
D500の方が分がある結果となりました
(あくまでもハイレベルな話で)。
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